Re: 天王補心丸について


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投稿者 漢方の杏村(あんずむら) 日時 2009 年 3 月 18 日 17:41:53:

回答先: 天王補心丸について 投稿者 芙蓉 日時 2009 年 3 月 18 日 14:18:31:

不眠にも色々な原因があります。
関係する臓腑は主には心と肝です。
心は大脳の働き、肝は自律神経の働きを含んでいます。
それ以外には、脾と腎も関係があります。

不眠については詳しく書くと、本1冊くらいになっていまいます。
ですので、簡単に説明すると、次のような種類があります。

心に火があると、興奮状態になり寝付きが悪く、不眠になります。
心熱をとる黄連解毒湯などを使います。
心に痰という汚れがあると、やはり心の働きが悪くなり不眠になります。
これは温胆湯を使います。
心に淤血があると、やはり不眠になります。
この場合は、血腑逐於丸を使います。
心の陰虚がある場合は、天王補心丹をよく使います。
心の血虚がある場合は柏子養心丸を使います。

肝火の場合は、瀉火利湿顆粒などをよく使います。
また肝鬱といって肝気の流れが悪い場合は、柴胡加龍骨牡蛎湯などを使います。
肝の血虚がある場合は、酸棗仁湯を使います。

天王補心丹は、心の陰虚に使います。
心の陰虚は腎の陰虚も関係していますから、心と腎の陰を補い、間接的に心の熱をとり不眠を改善しようとするものです。

芙蓉さんの場合、まず舌の苔を見て下さい。
舌に苔が厚くついている場合は、天王補心丹は合わない可能性が強いです。
天王補心丹は、舌に苔が殆どなく、時に裂紋といってひび割れがあります。
苔が厚い場合は温胆湯とか柴胡加龍骨牡蛎湯などを使う事が多いです。
また、天王補心丹の脈はあまり太くはありません。
このあたりは自分で判断するのは難しいかも知れません。





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