Re: 証について


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投稿者 あんず村 日時 2006 年 8 月 10 日 15:27:25:

回答先: 証について 投稿者 ぴろりん 日時 2006 年 8 月 09 日 21:36:03:

日本式の漢方では、比較的体力があり、がっちりしているような体質を、実証あるいは実証タイプ、実証体質と言います。
これに対して、やせ気味で体力が無いような場合を虚証、虚証体質、実証タイプといいます。
この2つの中間を虚実中間証といいます。

中医学では、体内に余分なもの(邪気)がある場合を実、あるいは邪実といいます。
体に必要なもの(正気)が不足する場合を虚、あるいは正虚といいます。
体力があるかないか、太っているか痩せているかは、虚実とは関係が無い事もあります。
また、中医学では虚と実が同時に存在する虚実錯雑が多くあります。
これは、正気が不足して、かつ邪気が多い場合です。
正気が強ければ、邪気は存在出来ないという理論すらあります。
中医学では、このように実と虚が同時にある事が多いので、治療方法も虚と実を考慮した方法がよく使われます。
この場合は、状況に応じて次の方法が使われます。
 1. 虚と実を同時に治療する
 2. 虚を主にして、実の治療を補佐的に使う
 3. 実を主にして、虚の治療を補佐的に使う
 4. 先に虚を治療して、あとから実の治療をする
 5. 先に実を治療して、あとから虚の治療をする
どの方法によるかは、ケースバイケースです。
治療する人の考え方、経験などに左右される事もあります。
診断の場合でも、舌と脈を優先して診断する場合と、その他の症状を優先して考える場合があります。
いずれにしも、複雑な状態の漢方的な診断は、かなり熟練が要ります。





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