Re: 抑肝散と抑肝散加陳皮半夏


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投稿者 あんず村 日時 2005 年 12 月 27 日 22:31:16:

回答先: 抑肝散と抑肝散加陳皮半夏 投稿者 みゅう 日時 2005 年 12 月 23 日 16:49:48:

抑肝散と抑肝散加陳皮半夏の違いは、陳皮と半夏があるかどうかです。
陳皮も半夏も気と水の流れを改善する働きがあります。
特に胃腸の中の余分な水を取り除き、胃腸の機能を改善する働きがあります。
抑肝散の状態で、胃腸が弱く、胃腸に水がたまっている時に使います。
陳皮と半夏が入っているからといって、のぼせが強く出る事は普通はあまり考えられません。
無理矢理こじつければ、胃腸の消化機能が高まり、結果としてのぼせが出る事もあるかも知れません
この結果として、気虚が改善され失禁が治るとも考えられます。
ただし、のぼせと失禁は気の方向性とも関係がありますので単純には言えません。
半夏の方向性は下方向ですから、これでのぼせが出るとは考えにくい部分もあります。

加味逍遙散のもとの処方は逍遥散です。
逍遥散と抑肝散は非常に似ています。
逍遥散は芍薬があり、柔肝(肝をみずみずしく保つ)作用があります。
これに対して、抑肝散は川きゅうでより気血の流れを良くする力を強めています。
逍遥散は、生姜、薄荷で気の流れを改善するだけでなく発散の効果もあります。
抑肝散は釣藤で、軽い熄風(ひきつけ、痙攣を治す)働きがあり、ふるえなどがある時によく使われます。
加味逍遙散は、逍遥散に山梔子と牡丹皮を加え、のぼせをとる力を加えたものです。



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