Re: 妊娠初期の神秘湯と半夏厚朴湯


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投稿者 漢方の杏村(あんずむら) 日時 2003 年 5 月 15 日 10:49:47:

回答先: 妊娠初期の神秘湯と半夏厚朴湯 投稿者  陽子 日時 2003 年 5 月 15 日 10:06:32:

漢方には、大きく分けて2種類あります。
一つは、体の中の邪気とか毒素を取り除く働きのもの。
もう一つは、体の中の足りないものを補うものです。
前者を瀉薬、後者を補薬と言っています。

神祕湯も半夏厚朴湯も瀉薬に属します。

さて、妊娠中漢方薬、特に瀉薬を飲む時は気を付けなければいけない事があります。
体内に邪気や毒素があれば、漢方薬はその毒素を取り除こうとします。
しかし、もし、体内に邪気や毒素が無い時に、大量の瀉薬を長期間飲むと、胎児も毒素と勘違いして排出しようとします。このような場合、流産の可能性があります。

そうかといって、怖がって漢方薬を全然飲まないと、風邪の毒素は胎児に悪い影響を与える事もありますし、咳こむ事自体も流産を引き起こす可能性があります。

ですから、妊娠時に漢方薬を飲む時は、正しい見極めが必要なのです。

陽子さんの場合も、今咳が収まったので、邪気は無くなったと判断して、これらのお薬は一旦中止した方が良いでしょう。

もし、少し咳が残るなら、飲む回数を減らして下さい。
あるいは「香蘇散」「參蘇飮」「麦門冬湯」など、補と瀉を組み合わせたような処方にすると良いでしょう。



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