Re: メーカーによる成分量の違い


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投稿者 漢方の杏村 日時 2016 年 1 月 28 日 12:58:42:

回答先: メーカーによる成分量の違い 投稿者 みいこ 日時 2016 年 1 月 27 日 17:16:56:

漢方を発売する時に、次の3つの方法があります。
 1.医薬品として、全く新しい認可をとる場合
 2.定められた基準の範囲の処方で医薬品の認可をとる場合
 3.医薬品としての認可はとらず健康食品として販売する場合

1については、他の新薬と同じように、臨床試験などで有効性の証明や副作用の問題などをすべてクリアして発売します。
イスクラの冠元顆粒などがそれにあたりますが、膨大な時間とお金がかかります。
良い点は、縛りが無いので自由な処方を作る事が出来ます。

2については、決められた処方の範囲ですが、臨床試験は必要ありません。
よく210処方と言われているのがこれです。
1に比べると大幅なコストと時間の削減になります。
甘麥大棗湯も210処方の一つです。
欠点は作れる処方が限られている事、成分が決められている事です。
成分は決められていますが、生薬量の縛りは比較的ゆるくて最大で2倍の差があります。
松浦は一番少ない量で、小太郎は一番多い量で認可をとったのでこのような差になったのでしょう。
ただし、使われている生薬の量だけでは効き目は判断出来ません。
使っている生薬の質、産地、エキスを抽出する時間、温度、方法、粉末や錠剤に固める方法などで大きく効果は変わってきます。
ですので、同じ処方名のものでも効き目はかなり違います。
味の違いは、生薬の産地、抽出時間、温度、あと乾燥方法の違いなどが原因と思います。
これらの事から、松浦のものと、小太郎を半分にしたものがどちらも同じという訳にはいかないと思います。
もし甘麥大棗湯が気に入って続けて飲むのであれば、やはり気に入ったメーカーのものを続けるのがお勧めです。

ちなみに3の方法は、認可が要らないので発売は簡単です。
ただし、使える生薬が限られていて、もっぱら医薬品とされている生薬は使えません。
甘麥大棗湯は健康食品としても発売も出来るものですが、今の所どのメーカーも健康食品としては発売していないようです。





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