Re: 多発性毛膿症について


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投稿者 養心堂 日時 2000 年 12 月 06 日 18:56:00:

回答先: 多発性毛膿症について 投稿者 みー 日時 2000 年 12 月 06 日 18:01:40:


仙方活命飲は、中国ではとても良く使われている薬です。
しかし、日本では殆ど用いられていません。
私も使った事はありません。

功能は、皮膚の化膿症です。
特に局所が赤く、痛み、腫れ、熱をもっている場合で、
体力が比較的あり、暑がりの人に適しています。

処方構成は、
金銀花は、解毒作用が強く熱をさまします。
防風と白しは、毒を発散させます。
当帰、赤芍、乳香、没薬は、血流を改善し、血液の中の
毒をとり、痛みを押さえる働きがあります。
貝母と瓜楼根は、膿みを外に出す働きです。
穿山甲、皀角刺は、硬いしこりを柔らかくするとともに
解毒の働きもあります。
胃に負担をかけないように陳皮を配合しています。
甘草は解毒とともに、薬全体を調和させます。

このようにとてもうまく考えられた処方ですが、
残念ながら日本では手に入りません。
特に穿山甲は、動物生薬のため、入手困難です。

日本で、同じような目的に使うなら、
 銀翹解毒片
 治頭瘡一方
 荊防敗毒散
 黄連解毒湯
 防風通聖散
 十味敗毒湯
 荊芥連翹湯
 清上防風湯
などがあります。
こういったものを体質に応じて、組み合わせていくと
かなり効果があると思います。

漢方薬は、病名で選ぶものではありません。
かならず、その人の体質を考え、病気の原因を考え、
季節、土地柄、食生活なども考慮して処方を決めて
いきます。
ですから、この病気ならこの薬といった安易な方法では
なく、ちゃんと漢方に詳しい人によく相談して
処方を決めて下さい。




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