Re: 違い


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投稿者 養心堂 日時 2001 年 5 月 29 日 00:57:19:

回答先: 違い 投稿者 tanuki 日時 2001 年 5 月 29 日 00:34:43:


逍遥散と竜胆瀉肝湯は、どちらも肝に作用するという事では共通です。
しかし、その作用は、全く違っています。
逍遥散は、肝の気の流れの調節が目的の処方です。
肝は、気の流れの中心的な役割を持っています。
逍遥散は、この流れを調節していきます。

竜胆瀉肝湯は、肝の湿熱をとるのに使われます。
湿とは、簡単に言えば余分な水分です。
これが熱と結びついた状態が湿熱です。
肝に湿熱がたまると、肝の経絡に湿熱があふれ、陰部の痒み、臭いのある黄色いおりもの、
排尿障害、脇の痛み、湿疹などをおこします。
肝炎や黄疸なども、肝の湿熱と関係している事があります。

杞菊地黄丸と知柏地黄丸は、よく似ています。
どちらも六味丸が含まれています。
杞菊地黄丸は、六味丸に、枸杞子と菊花を加えたもので、特に目の疲れなどに効果が
あります。
知柏地黄丸は、六味丸に、知母と黄柏を加えたものです、
知母と黄柏は、熱を冷ます働きがありますから、ほてり、口渇など熱症状が強い時に用います。

香砂六君子湯は、六君子湯に木香と砂仁を加えて、気の流れをよくして、胃の動きを
活発にしようとしたものです。
六君子湯よりも、胃のもたれが強い時に用いますが、だいたい同じ働きと思って
良いでしょう。

日本の漢方では、虚証を体力の無い人
実証を体力のある人 といっています。
しかし、中国医学では、虚とは、必要なものが足りない状態で、
実とは、余分なものがある状態をいっています。
体力とは必ずしも一致しない事もあります。

舌の図版については、あまり良い本を知りません。
たまに見つけると、無茶苦茶高かったりします。
ホームページなどで研究された方が良いかもしれません。





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