煎じ薬

漢方薬の原料は、植物の根や葉や茎、幹の皮などです。
また動物や鉱物の一部も生薬として利用されています。







百味ダンス 漢方を保存しておくものです。
分類、保存に便利です。




一部の生薬は、植物だけでなく、動物性のものもあります。
ここにある「虫合 虫介」(ごうかい)は、トカゲの一種で、 精力増強と、肺を丈夫にすると言われています。
動物性の生薬でよく使われるものとして、ミミズ、ヒル、セミの抜け殻、ロバの膠、胎盤、タツノオトシゴ 鹿の角、動物のペニスなどがあります。

ちょっと聞くと気持ち悪いと思うかも知れませんが、漢方には欠くことの出来ないものです。

ただ、動物性の生薬の有効成分は熱に弱いものが多いので煎じ薬に入れて使うという事はあまりありません。
殆どが、丸薬とか散薬、カプセルになります。




  

中国では医薬品として使われているものでも
日本では健康食品として扱われるものが沢山あります。
例、田七、板藍根など。

また、不思議な事に同じものでも医薬品として扱われる場合と健康食品として
扱われる場合があります。
有名なのは十薬(どくだみ)ですが、沢山のものがあります。

植物名 生薬名 健康食品 違い
どくだみ 十薬 じゅうやく なし
スイカズラ 金銀花 スイカズラ なし
紫蘇 蘇葉 紫蘇の葉 蘇葉は乾燥したもの
はとむぎ ヨクイニン ハトムギ ヨクイニンは皮を剥いてある。
ハトムギは決まっていない。
朝鮮人参 ニンジン 人参 医薬品の場合は規格が厳しい
なつめ 大棗 なつめ なし
生姜 生姜(しょうきょう) しょうが 医薬品は乾燥したもの。食品はいろいろ。
かんぞう 甘草 甘草 食品としては醤油、味噌などに入れる甘味料
シナモン 肉桂 シナモン 食品の方が種類は豊富
紅花 紅花(こうか) ベニバナ 種類は加工したりもする
菊花 菊花 菊の花 医薬品は乾燥させたもの
枸杞の実 枸杞子 クコの実 なし


まだまだ沢山あります。
同じ生薬でも食品として流通していったものと医薬品として流通していったものがあり、
法律的な制限を考えるとどちらかに統一する事で出来ないためです。



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