30代前半の女性。
体外2回されて2回とも採卵は出来ても卵が育たない。
顕微に切り替えて6回胚移植でいずれも反応なし、という事でご来店されました。

生理痛がひどく、このような場合は、漢方では子宮の中の汚れと考えます。
そこで活血化淤の漢方薬をいくつか組み合わせて飲んで頂きました。
採卵の周期は補腎の周期療法をやって頂きました。
それで、採卵し胚移植でhCGの反応がありましたが、結局妊娠出来ませんでした。
2回目の胚移植でもほぼ同じで、3回目の胚移植でうまく妊娠出来ました。
しかし、残念な事に初期の流産になってしまい、お医者さんからは化学流産と言われました。
このような場合、血液の汚れだけでなく、漢方的には宿邪(宿風)があると考えます。
つまり体内に風邪(ふうじゃ)という邪気があり、それが妊娠の邪魔をしていると考える訳です。
現代医学的には抗体のようなものです。
そこで去風作用のあるものを加えて服用してもらいました。
採卵時にはやはり周期療法を行い、腎精を補うために動物性の生薬を多目に使いました。
そして、良い卵がとれ、無事に妊娠、出産されました。
漢方を服用して良い卵が採れるようになりましたが、妊娠まで少してまどってしまった例です。




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