PMS 月経前症候群

生理で消耗した気血が、徐々に増えていき、生理前にはピークに達します。
もともと気血が少ない人は、生理前に気血が多くなり体調がよくなります。
ただ、普通の人や気血が多めの人は、多くなった気血をさばききれなくて流れが悪くなります。
車の量が増えて渋滞するのと同じ原理です。
この時に、気血を減らすというのはなかなか難しく、また気血が不足すると生理の後にいろいろな症状がでてきます。
ですから、この場合、交通量を規制するのではなく、道幅を広げる事を考えます。
特に気の流れ道は血管ではないので目に見えないものです。
ですから、見て判るようなものではないのです。
気の流れを管理しているのが肝です。
ですから、肝を整え、気の流れをスムーズにする事が大切です。
また、痰湿や瘀血といった汚れが体内にあると、それが気の流れを阻滞させます。
ですから痰湿や瘀血についても考慮する必要があります。
また、冷えても血管が縮まり血流が悪くなります。
中医学ではPMSならこの処方という方法ではなく、その人、その人の体質や状況を判断して適切な処方を選んでいきます。