感情が不安定

中医学では脳の働きを五臓に分担させています。
ただその中で、中心となるのは「心 しん」と「肝 かん」です。
では、心と肝、どのように違うのでしょうか。
心は
物を考える
物を記憶する
視覚や聴覚などの五感を感じる
意識
行動をお越し、筋肉を動かす
などです。
これに対して肝は
自律神経的なもの
イライラ
クヨクヨ (胆)
ストレスの処理
などです。
そして、肝と心が協力しているものとして
感情のコントロール
睡眠のコントロール
があります。

感情が不安定になる原因として
心気虚 心血虚 など心の機能低下
胆気虚などの胆の機能低下
肝鬱など肝の機能失調
など臓腑の問題と
痰湿、瘀血など体内に汚れがたまっている場合があります。
中医学では「邪のあつまる所、必ずその気虚する」という言葉があります。
つまり弱い部分に邪気があつまるのです。
心に邪気があつまると、突然に騒ぎ出したり、頭がぼーっとして記憶力がなくなったり、訳もなく泣き出すなどをおこします。
肝に邪気がたまると、イライラして怒りっぽくなり感情を抑えられなくなります。
胆に邪気がたまると訳もなく不安で、音に敏感になり、落ち着かない感じが強くなります。
どの場合も不眠を伴う事が多いです。
これらの治療としては、まず邪気の種類を判断して、邪気を追い払う事です。
そして、弱っている部分が心なのか肝なのか胆なのか判断してそれを補います。
少し時間はかかりますが、病院のお薬などとも併用できます。