開竅薬

中医学には開窮薬という概念があります。
竅とは穴の意味です。
人間の体には9つの穴があるとされています。
この穴を通じて体は外界と意志を疎通させています。
この穴が塞がってしまうと、意志の疎通が出来なくなります。
この代表例が意識不明です。
この時、穴を開いて意識を回復するのが開窮薬です。
意識不明ほど重症ではなくても、頭がぼーっとする、目が見えにくい
耳が聞こえにくい、匂いが解らないなどの場合にも開窮薬を使う場合もあります。

新型コロナウイルス対応について

薬局ですので、営業は通常通りです。

新型コロナウイルス対応として
店内のアルコール消毒
 スタッフのマスク着用
 相談机とレジ前に飛沫予防のビニールシート
 入り口2ヶ所とトイレ、待合室に消毒用アルコールを設置
 換気のため、入り口の一部を開けています。
    これにより、店内の温度は外気温に近くなっています。
    気候の変動にご注意下さい。
 換気扇の常時稼働
 必要に応じてフェイスシールド着用

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安神薬

安神薬は、神を安んずる薬です。
では、神とは何でしょうか?
中学では、脳の働きを各臓器に分担しています。
その中で、心に蔵するのが神です。
意識に近いもので、神が無いとすぐに死んでしまいます。
また、神は不安に弱く、何かかるとすぐにびくびくします。
それで神を安んずるのが安心薬です。
安神薬には2種類あります。
一つが重鎮安心薬というものです。
竜骨、牡蠣、磁石など重いものをよく使います。
重いものは下に沈む性質があるので、上に登った気を下に降ろすような作用があります。
これに対して、養心安神薬は植物系の生薬を使う事が多く、心を丈夫にする事で神を安んじます。
神は心に住んでいます。いわば、心は神の家なのです。家がボロボロだと神は落ち着いている事が出来ず、絶えず不安になります。
家を丈夫にすると、神は不安が無くなり落ち着いて生活する事が出来ます。

補益剤

補益剤は、一口で言えば補う方剤です。
何を補うかによって、補気薬、補血薬、補陰薬、補陽薬に分けられます。
さらにどの部分、どの臓腑を補うかによって非常に多くのものがあります。
例えば気を補う補気薬ですが、脾を補う四君子湯、四君子湯に昇堤作用を加えた補中益気湯、心を補う麦味参顆粒、肺を補う双料参茸丸、腎を補う八味地黄丸などがあります。
血を補うものとしては、婦宝当帰膠が有名です。
陰を補うものとして腎と心の陰を補う天王補心丹や肝と腎の陰を補う杞菊地黄丸、肺と腎を補う八仙丸、脾の陰と気を補う健脾散顆粒などがあります。
陽を補うものとしては腎陽を補う海馬補腎丸が有名です。

表裏双解薬

表裏双解薬とは、その名のとおり、表証と裏証を同時に治療する方財です。
外邪は一般的には表から進入して半表半裏を経て裏に入り込むので、表証と裏証が同時に存在するケースは少ないと考えられます。
ただ、これはあくまでも理論上の話で、実際の臨床では表証と裏証が同時に見られる事もしばしばあります。
例えば、
 邪気が裏に至ったところにまた新しい邪が表に入り込んだ。
 慢性的に裏実の状態がある体質の人が新感の邪気を拾った
 裏に入り込んだ邪気の一部がまた表に戻った
 半表半裏に入り込んだ邪気が裏と表に伝わった
 理論では説明できないケース
などがあります。
表裏双解薬の代表は防風通聖散です。
日本ではダイエットの漢方として有名ですが、脂肪を落とす為のものではありません。
裏に入り込んだ邪気を大便から、また表にある邪気を発散して解表するという両方の薬味が配合されています。

温裏薬

中医学で裏とは体の中側です。
ですので、温裏薬とは体の中側を温める薬という事になります。
体の中側が冷えるのは2つのパターンがあります。
一つは、冷たい邪気が体内に入りこんだ場合
もう一つは、熱を作る力が弱い場合です。
温裏薬は、どちらかというと前者に使います。
後者の場合は陽気を補う助陽薬、補陽薬と表現する事が多いようです。
ただし、助陽薬、補陽薬でも、脾とか腎は体内の裏の部位にあるので温裏薬と言う事もあります。
温裏薬の代表は安中散や当帰四逆加呉茱萸生姜湯、呉茱萸湯などです。
人参湯は脾の陽虚に使うので助陽薬ですが温裏薬に分類される事もあります。
食べ物では、トウガラシ、胡椒、ニンニクなどのスパイスなどがこれに相当します。

去暑薬

去暑とは、暑気あたりの治療です。
熱中症、日射病などが主ですが、一部の伝染病も含んでいた可能性もあります。
暑邪は、湿と熱が合わさったものです。
湿熱との違いは湿熱は体の中で作られる邪気で、暑邪は外邪の一種で外からやってくる邪気です。
解暑薬の代表としては、蓮の葉の荷葉とか、藿香、薄荷など香りの強いものです。
外邪なので軽く発散して、また気の流れを良くして水をさばく作用があります。
方剤としては藿香正気散とか、清暑益気湯が有名です。
熱がこもってしまった場合は滑石や石膏が含まれるものが使われ、例えば白虎加人参湯があります。